カンバセーション with KSM

今まで たった一度だけしか 会った事のない人を思い出してた


自他称 キス魔


知り合いのお友達で 大分年上だったような


テスト勉強会後 帰宅途中に会った


突然やって来た パンチの効いた イントロに


色々と お子様だったわたしは


彼のキスマスイッチの仕組みに 気を取られ


会話中 ずっと ソワソワ 注意散漫だった


キスマーな先輩は 陽気なおしゃべりで


一人ボケツッコミをしながら


恐らく 彼の中で ベスト オブ ベストの すべらない話を聞かせてくれた


今でも ちゃんと覚えてますよ


何事にも粘りが必要だって話


プリンターの値切り交渉に 大苦戦しながらも


何とか割引させたっていう サクセスストーリー


その上に 用紙まで無理やりオマケさせたって


○○電気 とんだ刺客に やられる 笑


こうやって書くと そんなだけど


彼の容赦ない ディスカウントアプローチ力の アピールと


独特アップテンポトークが


破壊力あり過ぎて 大笑いだった


それからも 幾つか 面白エピソードトークが続き


そろそろ おやすみなさいが 近づいてきた頃


元カノさんの話が始まった


大恋愛だったとの事


二人 ほぼ毎晩 同じタイミングで


気持ち抑えきれなくなって


会いに行っちゃうくらいだったのに


お別れした


あんなに人を好きになったのは 初めてだったと


その彼女さんから 婚約の報告を受け


結婚を引き止めて欲しそうだったのに


「お幸せに」って返したって言ってた


こんな話 ホントにあるんだ


情熱的な恋物語を 当時とても羨ましく思った


そのキス魔さんと会ったのも 話したのも


それ一回きり


対象外だったのか 無事何もされず 笑


その後 一度も見かけた事は無かった


初対面の わたしがいたのに


そんな プライベートな話をしたくなったのは


どうしてだったんだろう


もしかして こっそり酔っ払ってた?


テストのストレスで


おしゃべりモードに 火がついちゃったのかな


色々な後悔が


何故か 急に 込み上げてきたのかな


夜空の帰り道だったから


会いに行ってた時の気持ち 思い出しちゃったのかな


二人はあれから 再会したのかな


彼の 顔 名前


綺麗さっぱり 思い出せないけど


今 幸せだといいな と思う